企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

コラム & イベント報告(会報)
カナダ(バンクーバー)のビジネスに関するコラムや
企友会主催イベントの開催報告を掲載しています。

2018年07月16日

さらなる日系ビジネスの輪へ

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Photo by Utger Geleijnse on Unsplash

バンクーバーにはビジネス団体が数多くありますが、それぞれの団体の特徴や活動内容がよくわからない、あるいは日本やカナダ内からの問い合わせにどの団体に聞いてよいか分からない、といった話がしばしば持ち上がっていました。

実際、26年もビジネスの最前線にいる私ですらよく知らない団体もあります。それぞれの団体がこんなことをしているのか、はたまたこんな団体もあったのか、という発見がいまだある状態です。

そんなこともあり、バンクーバーのビジネス系10団体で組織する「連絡協議会」でもう少し連帯感を持たせ、それぞれの会の特徴を引き出し、ビジネス団体の活性化を図ることを目標に今年1月より私がその議長を仰せつかりました。

まず手掛けたのが連絡協議会のウェブサイトの作成です。これがないと何も始まらないことから急いで内製し、5月終わりには完成させました。(www.cjcbc.org)これは日英切り替え方式になっており、日本からもカナダからもこの日系ビジネス団体の全体像を確認いただけます。

次いで、そのお披露目も兼ねて連絡協議会メンバーのレセプションを524日に開催いたしました。これは団体間の親交を深め、一団体だけでは参加者や集客に不安がある際に、他団体との共催を容易に行えるきっかけづくりと考えています。

また、今までは各団体がバラバラで企画していた同様イベント(歓送迎会や季節のイベントなど)をなるべく合同開催し、より効率的に行えるようにしたいと考えております。例えば8月に離任される総領事の送別レセプションは連絡協議会と文化系団体がコラボした形で準備しています。

また現在取り組んでいる共同案件として日加修好90周年を記念した4分間の映画作成をバンクーバーアジアフィルムフェスティバルと行っています。これなども今までは団体単体ではなかなか成し得なかったことですが、参加団体の協力で大きな力と知恵で新たな挑戦に挑んでいます。

バンクーバーの中で日本の存在はかつてに比べて薄まっています。両国のビジネスのつながりの規模は引き続き大きいのですが、全体の中に埋もれつつあるのが現状です。

もっと日本を知ってもらおう、バンクーバーでも活躍している日本のビジネスがたくさんあることを知ってもらうことは我々ビジネスをする者にとって共通する課題です。

どうか皆様の手を貸していただき、日系ビジネスの輪をもっと太く、大きくしていければと考えております。

どうぞよろしくお願いします。

企友会 理事
連絡協議会 議長
岡本裕明


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2018年07月15日

パティオ de トーク@ Guu Garden を開催しました!

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2018627Guu Gardenにてパティオdeトークが開催されました。

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今回の参加者は29名と平日にも関わらずたくさんの方々にご参加いただきました。


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お天気にも恵まれ、おいしいビール🍺とお食事🍴みなさんご歓談を楽しまれていらっしゃいました

様々な職種、年代を交えて意見交換できるイベントは貴重で刺激的な時間となり異国の地で活躍し日本人コミュニティでお互いの近況を報告し合う姿はまるでW杯のジャパンイレブン⚽と重なりました。


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次回のイベントでまたみなさんにお会いできる日を楽しみにしております。

企友会ボランティア 鈴木 春香




posted by k-column at 06:12| イベント開催報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

ビジネスで異文化コミュニケーションを成功させる3つのこと。

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Photo by Markus Spiske on Unsplash


−−−グローバル化されたビジネスにおける「異文化コミュニケーション」を成功させて収益を上げるための重要性とは、以下の3点に集約されると考えています。日本人はなぜ「クオリティ」を重視するのか、日本人自身が理解すること、または外国人に理解して貰うこと−−−


異文化コミュニケーションとは、同じ言語を持った日本人同士にでも微かなレベルとはいえ存在しているものであり、その幅と深さ、或いは角度が広がったものが外国の人たちとの間で交わされると「異文化コミュニケーション」になるということを最初に定義しておきたいと思います。

まず日本人側にも「自己理解」、この場合「日本企業理解」が必要です。なぜ我々はそこまでクオリティにこだわるのかをきちんと形にして説明できるようになることが求められます。「大事だから大事なんだ!」では外国人には伝わりません。一般に発展途上の国々では「クオリティよりも使えればそれでいい」の方が重要である場合があり、その場合は「クオリティよりも廉価で多くの人が入手しやすいものを作った方が効率的なのに」と外国人側が思っている場合も少なくありません。よって日本人がなぜそこまで一生懸命にクオリティを追及するのかということを自分たちがまず明確にわかっている必要があります。

そもそもクオリティ(品質)とはどういう意味でしょうか?
ISO9000では「本来備わっている特性の集まりが要求事項を満たす程度」と表現されています。理解を深めるために、例えば身近なところで「食事のクオリティ」と一言で言った時に、同じ日本人同士が同じ理解をするのかということを考えてみます。クオリティという言葉には「クオリティが高い・低い」という言い方ができると思いますが、何を以って「高い」「低い」と言っているかを考えると多岐にわたっていることが実感できます。人によっては、「材料・素材」を指しているかもしれませんし、「味付け」を言っているかもしれません。またある人にとっては「食事自体の栄養価」を表現しているのかもしれませんし、もっと言えば「その食事をとった場所、レストランや自宅や友人宅などの雰囲気」を指しているかもしれません。そもそもクオリティという言葉自体、もしかしたら自身の定義と他人のそれは異なっているかもしれないのです。

製造にかかわる現場では特に「クオリティ」は非常に重視されますが、定義を含めてなぜそんなに大切なのかを伝える必要があります。
以前、タイの日系部品メーカーの社長がメキシコで駐在されていた時のことを私に話してくれました。「取引先から何度かクレームがきており、社長の自分としては一体何が起こっているのか確認したくて現場に向かったのです。部品製造している自社の工場現場に行って驚きました。大きな体のメキシコ人がくちゃくちゃとガムを噛みながら、小さな小さな部品を製造し、作られたねじをその部品に組み込む作業をしていました。
どうみても部品側にそのねじは大きすぎて入らないと傍で見ていたところ、なんと驚いたことにそのメキシコ人は、力でネジを部品の穴に押し込んでしまいました。当然部品の穴はつぶれてしまいましたが、形としては部品となりました。恐らく過去にもそうやって出荷していたのでしょう。」
このメキシコ人も彼なりに考えて、与えられた仕事を与えられた時間内でこなすための方法としてこういうことをしていたのかもしれません。そして誰もこの彼と「クオリティ」の意味や、会社の品質方針を共有したことがなかったのかもしれません。

クオリティが高くないと命の危険性や人を傷つけてしまう可能性もあること、またクオリティが高いから耐久性もあり使い勝手が良く、長くお客様に喜んで使っていただけること。そうすることで社会へ貢献しているということ、その好循環がまわりまわって自社の売り上げが上がり、市場占有率が上がり、そしてスタッフとして仕事をしているあなた達も自社で仕事をすることによって心身ともに満たされていく。こういう一連の流れを日本人・日本の企業は信じているということをまず、自身がきちんと理解し言葉にできることが重要なのです。


私達はカナダでビジネスを行い、外国人を雇うことは避けられない環境の中、「異文化コミュニケーション」の力を上手に活用することで企業としての収益を十分に出している会社もあれば、この力を活用しきれず収益を出し切れていない会社もあります。「異文化コミュニケーション」はグローバル化されたビジネスにおける武器の一つとさえ言えるのです。


企友会理事
松本真子


posted by k-column at 15:45| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月31日

2018年5月16日 ばんてら2回目 が開催されました。

お仕事終わりがまだまだ明るい最高のバンクーバーですね。そんな5月の水曜日に、ばんてらでは再び学びの対話が行われました。

いや〜つくづく思いますが、ばんてらの良いところの1つは「経営者同士」「同業者同士」「同じ仕事」「同じ年代」など限られた枠の中の人たち同士が集まり学ぶ場ではなく、そんな垣根を飛び超え、経営者・社員・自営業・学生の世代と背景と経験の違う人たちが1つのテーマについてそれぞれの視点を話しまた聞くことのできる、とても 風通しの良い学びの場 であるということ。


ここにいるみなさん、日本を離れてカナダで働き生活をすることを選び、時には日本という社会や文化の弱みやわずらわしい面から一線を置きたいと思っちゃう時もあるかもしれません。
ただ、どこで誰と何をしていたって一線を置いたって、わたしたちが日本人であることは変わることがなく、だからこそやっぱり日本にかかわる良い話や、らしい強さや良さを垣間見たり聞いたりすると、心がキュッとするものだと思います。


今回のばんてら、テーマは「ニッポンの流儀、シャイで目立たないことでよいのだろうか?」。あえて日本の弱みにスポットライトを当て語り合うことで、その弱みならではの強みを活かすことへ自然と話が広がっていったようですよ〜。


ではさっそく、日本では専門職の社会経験がある相原さんのレポと横からコメントを見てみましょう。



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参加者の自己紹介に始まり、第一回目の振り返りを行った上で、今回のテーマ「ニッポンの流儀、シャイで目立たないことでよいのだろうか?」ついて話し合いました。まずはカナダで生活している中で、日本人はそれ以外の国の人からどのように見られているのか、彼らとの違いは何だろうかという事を参加者の経験談を踏まえて検討した。

ふむふむ、確かに他の国の人からどう見られているのかって、ちょっと興味ありますよね。そして他の日本人の人たちって、そのことをどう感じているのかってのも興味あるわあ。

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🎬カナダで仕事をしていると、自分では当たり前だと思う事が評価される。

例えば時間厳守や整理整頓など、仕事をする上で敢えて言われなくても行うべき事を自ら実践している事がまるで特別な事かのように評価される。これは働くという文化の上で、日本とカナダでは認識の違いがあるのではないかと検討された。しかしこの認識の違いを越えて、スタッフの十分な教育をする事で日本人が考える「当たり前」を他の国の人達にもわかってもらえる事が実例を通してわかった。

🎬他の国の人からどのように見られているのかという点で、私たちが普段当たり前に行っている事が評価される一方で、日本人は「No」と言わないという評価を受けているという現状もあった。仕事に対して真摯に向き合い、高品質の仕事を行うという姿勢が、他者の都合で仕事を押し付けられるという事に繋がっているのかもしれない。

🎬また、カナダで他の国の人を管理(マネージメント)する上でのエピソードも紹介された。

薄口醤油ではない日本人オーナーの思想をカナダで働く人へ伝えて事は容易ではなく、日本で行っても大きな問題にならない事が、カナダでは大問題に発展していく事がある。これらの背景にはやはり日本とカナダの文化の違い、さらに多民族国家であるカナダ国内でも各民族毎に異なる文化を持っている事が影響しているようだ。

🎬働く姿勢について日本人と他の国の人との相違、また現在の傾向についても話合われた。

日本人の風習として、一つの仕事に長く携わる、またそれが評価されるという事があるが、これに関しては他の国との相違というよりは個人や世代ごとの思想が強く影響されているように感じられた。現在の日本人の傾向として、男性の方が安定思考で海外に出たがらない。海外に出て何かを成し遂げようという意欲が感じられず、日本の国力の低下さえ危惧された。


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海外に限らず何かを成し遂げるには運の存在は欠かせない。しかし多くの「運」を掴んで来た成功者たちは皆「運は自分で掴みにいく物、待っていても来ない」と言う。これに関しては運を回転寿司に例え話合われた。自分は何を食べたいのか分かっていないと、目の前のネタには反応できない。一度過ぎたネタは誰かが取り、2度と同じ物は流れ来ない。大切な事は、自分は何がしたいのかという事に対して具体的に認識する事、そして常にアンテナを広げてるという姿勢である事のようだ。運という話に続き、「出会い」についても話合われ、この出会いは人生の可能性を広げ、次への縁に繋がっていく物と表現された。

ざ、斬新すぎる例え!!あまりにわかりやすくて、持った湯呑みをバッタと落とし小膝たたいて笑いました。💡💡💡


日本人は人見知りなのだろうか?ということも検討された。何事においても自発的に発言や質問をするのはアジア人以外で、特に日本人は積極的に自ら手を挙げない。日本人は間違うことを恐るから、自ら発する言動については確信がもてない場合は黙る傾向にあるのではと考えられた。間違うことや恥じることを恐れる人種だから、安心を得るために周りに合わせる傾向にあるのかもしれない。

人と比べたり、人から評価されたり、「恥ずかしい」はとても社会的な感情ですよね。日本の社会に自分と人を比べることが多いということですかね。


この日本人という民族の本質を絶妙に言い当てている著書(菊と刀)も紹介された。

この本は一度も日本に来た事のない著者が、日本人とはどのような人種であるかを検討した内容で、私たち達を客観的に見る上ではとても興味深い内容だ。この本の中で日本人は外面を重視し、白人は内面を重視していると分析されている。日本の文化を見ても、「見た目」というものは今でも重視され、贈り物もその包み紙が有名店である事がその中身よりも大きな評価となっている。また名刺をとっても、日本の名刺は社名、役職、名前という順で、それらの肩書きが個人(見た目)を引き立たせている。一方、他の国のビジネスカードは本人の名前が一番強調されているように、その人自身が一番重視されている。

う〜ん、ちょっとこのお話、わたしとしては物申したい!みなさまどう思います? でも、そうなんです。こう言う三者三様な考えこそ大歓迎なのがばんてらの醍醐味。人それぞれの考え方感じ方に「間違い」はないから「恥ずかしい」もないのがばんてら。


最後に、ボールドな日経社会を作る上で、私たちはどのように振る舞うべきなのだろうか?

日本人はシャイで目立たないかもしれないが、必ずしも目立つ必要はないのかもしれない。

一番大切な事は自己主張する事であり、この主張をしない限り相手に自分がどのような人間かを分かってもらえない。薄口醤油は見た目と裏腹に味は濃い。私たちの目立たないが内に秘めているものを、見せびらかすのではなく、きちんと自己主張として表に出して行くべきなのではないだろうか。

カナダで生活している中で日本人という事で得をする事も多く、これらは先代から築き上げてきた日本人というブランドへの評価であり、この先このブランドが評価され続けて行くかは今の世代の責任となる。シャイでもよい、但し自分の意見を言える事が大切。そのためにはよく考える、自分のなりの答えを出すという事が大切である。これら「学ぶ」という事が日本を離れカナダで生きて行く上で、個人として、日本人として、自我を維持していく事に繋がっていくのだろう。

レポート 相原祐太





posted by k-column at 21:43| イベント開催報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年3月28日水曜日 ネットワークディスカバリーが開催されました。

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2018年度、最初のネットワーキングが3月28日にハイアットホテル内のモザイクバー🍸で行われました。😃😃😃

当日は会員25名、非会員12名の計37名の方にご参加頂け、バンクーバーで活躍されている企業の方の参加も多く、
現地の最新の情報の交換や共有など皆様それぞれにご歓談🎵を楽しんで頂けました。

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会場ではゆったりとしたスペースが確保出来ましたので、いつにも増して参加された皆様には交流や親睦を深めて頂けたようで、
出入り自由なイベントにも関わらず、半数以上の方がネットワーキング時間ギリギリ⏰まで過ごしておられました。


交流イベントを更に❗と言うお声も頂いて、
次回開催の パティオdeトーク に参加したいとのお声もたくさん頂けたイベントとなりました。






企友会のネットワーキングイベントでは、ご参加者全員のお名前・職業・番号を記載した参加者リストをお渡ししております。参加された皆様がお話されたい😃繋がりたい😃相手を探しやすように、そしてイベント後にもご縁がつながるようにと工夫いたしております。

また次回、皆様のご参加をお待ちいたしております。







posted by k-column at 15:35| イベント開催報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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