企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

コラム & イベント報告(会報)
カナダ(バンクーバー)のビジネスに関するコラムや
企友会主催イベントの開催報告を掲載しています。

2017年12月28日

私の好きな言葉「青春」


prottoy-hassan-283028.jpg
Photo by prottoy hassan on Unsplash

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ


これは詩人サミュエル・ウルマンが書いた「青春の詩」の冒頭の文章です。私の心に刻まれている「青春」とは、パナソニック(旧松下電器)創業者の松下幸之助氏が70歳になったころ、ある実業家からこの詩を贈られ深い感銘を受け自ら覚えやすいように要約して座右の銘にした文章です。


青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動を続けるかぎり
青春は永遠にその人のものである  



人は年々年を取り肉体的に衰えていくのはやむを得ないが、いくら年をとっても精神的に若さを失わないで生きることができるはずだ、またそうでなければならないと考えるようにしていたと述べられています。

私も当時の松下幸之助氏と同じような年齢を迎えた今日この頃、肉体的な衰えを感じつつ心の若さ、つまり青春をどのように保ち続ければいいのか自問自答するときがあります。日々新たな気持ちで希望や目標を作り、それをめざして生きているか、何かしようとしているか、前向きに緊張感をもって物事に取り組んでいるか。日々の仕事や生活の中で、こうした熱意や行動を少しでも持ち続け、心の若さ・青春を謳歌していきたいと思っています。

一方で、肉体的な衰えを少しでも抑えるため、日々の健康管理と体力維持に生涯スポーツと自負しているバスケットボールを続けていき、心身ともに健康であり続けたいと願っています。人は肉体的に若い青年期から壮年、老年期になるに従い体力の衰えを感じる反面、心はまだまだ若いつもり、若くありたいという気持ちが強くなるのではないでしょうか。この心の若さは気の持ちようであり、夢や目標を描き好奇心や探求心を持って果敢に挑戦しようという強い熱意こそが、まさに青春を生きているというのではないでしょうか。

現在、青年期や壮年期の年代層の人たちで、個人として社会人として自己実現を目指していながら、不安や迷いで自信をなくし若いのに覇気がなく、元気な老年期の人よりむしろ老いているのではないかと思える人にこのサミュエル・ウルマンの詩を贈りたいと思います。


企友会 理事

谷口明夫



青  春

サミュエル・ウルマン(山田義夫訳)


青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。


人は信念と共に若く     疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く     恐怖と共に老ゆる
          希望ある限り若く       失望と共に老い朽ちる 
       


大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。




原文

YOUTH

Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will, a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.

No body grows only by merely living a number of years; peoples grow old only by deserting their ideals. Years wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, doubt ,self-distrust, fear and despair-these are the long ,long years that bow the head and turn the growing spirit back to dust.

Whether seventy or sixteen, there is in every being's heart the love of wonder, the sweet amazement at the stars and the starlike things and thoughts, the undoubted challenge of events, the unfailling childlike appetite for what next, and the joy and the game of life.

you are yang as your faith, as old as doubt ;
as young as your self-confidence, as old as your fear;
as young as your hope, as old as your despair.


So long as your heart receives messages of beauty, cheer, courage, grandeur and power from the earth, from man and from the Infinite so long as your young.

When the wires are all down and all the central place of your heart is covered with the snows of pessimism and the ice of cynicism, then you are grown old indeed and may God have mercy on your soul.










posted by k-column at 05:10| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

サーモン釣りから思うこと。

サンクスギビングデーも終わり、もうすっかり秋ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

秋と言えば食欲の秋。サンマ、栗、さつまいも、りんご、なすそして松茸と美味しいものがいっぱいです。
でもカナダの秋の味と言えばやはりサーモンですね。サーモンは自分の生まれた川に子孫を残しに戻って来ますが、
その光景はまさにカナダそのもの。皆さんは遡上したサーモンでいっぱいの川を見たことがありますか?
命を次の世代に受け継いでいくその営みにただ感動。感動だけしていればいいのですが、実は私この数年このサーモン釣りに
はまっています。海から川に上がって来たサーモンをルアーやフライなどで狙うのです。簡単そうに見えてこれがなかなか難しい。
誰でも釣れる訳ではないのです。いろいろな条件をクリアしさらに偶然と奇跡が重なって初めて手にできるサーモン。
あれだけ大きな魚ですから、針に掛けても逃すことも多いんです。ですから、釣り上げた時の感激と言ったら。。。。
もちろん釣ったサーモンは美味しくいただきます。お肉はムニエルやお鍋、そしてカナディアンらしくスモークしても最高。
そしてイクラはやはり醤油漬けです。自分で漬けるイクラの美味しさは釣り人だけが味わえる贅沢な味。
ご飯がイクラで見えないイクラ丼は贅沢の極みなのです。


andrew-spencer-7297.jpg
Photo by Andrew Spencer on Unsplash


しかし。。。
年々数が減っていると言われているサーモン。その原因はオーバーフィッシュ(取り過ぎ)、エルニーニョそして地球の温暖化と言われていますが、どれも人為的な要因です。カナダ特にコーストラインのエコシステムの根本にあるサーモン。多くの動物たちがこのサーモンで生命を維持し、そのミネラルを森に帰して行きます。そしてその豊かな森が豊潤な海を作り出す。
このサイクルを維持するためにカナダ政府は多くの予算を掛け、数々のレギュレーションを組んでいます。
私が好きなレクレーションフィッシイングも例外ではなく、多くの取り決めと制約があります。
釣っていい場所、道具の規制そして持ち帰ることが出来るサーモンの数の規制などなど。

それらを上手に守りながら、これかも何世代もの人々がこの楽しくて美味しいサーモン釣りを楽しめたたらいいなと思う今日この頃です。

中谷陽里 理事



posted by k-column at 21:45| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

スモールビジネスオーナーのメリットを最大限に活かすコツ(マイル編)

バンクーバーをはじめ、カナダ・アメリカの北米でスモールビジネスを経営しているオーナーさん(もしかしたら知っているかもしれませんが)のメリットと活用方法をご紹介します。これはビジネスオーナー同士でよく話題にあがったりこのアドバイスをして「聞いてよかった」という声をもらっているので読んでおいて損はありません。ケチではなくスマートバイ、または「チリツモ」(塵も積もれば・・から来ています)と私の会社では呼んでいます。



1.      エアカナダのAeroplanは必ず作ること


カナダでビジネスをしている(する予定)なら絶対に作っておきたいメンバーシップとポイント(マイル)制度。2020年に廃止されるとこの間、発表がありましたが必ず移行はあるので貯めたものは無駄になりません。この先に紹介する方法で活用すれば年間数十万マイル溜まります。これはまさに日本を数往復、アメリカやトロントにも季節的な価格要因に関係なく飛べる。スターアライアンスなので日本はANA便も。アメリカならUnitedも。別に飛行機で飛ばない人も頑張った社員へのご褒美や報酬旅行、急な一時帰国に対する福利厚生としてどうでしょうか。



2.      クレジットカードを活用


上記のエアロプラン提携のクレジットカード(VISA等)のビジネスカードは必須です。提携ならボーナスマイルもあるし、会社のPCなどの購入で購入金額の8倍も貯まるキャンペーンもあります。またAMEXビジネスカードも持つことで1:1の割合でAeroplanに移行できるため、電話・インターネット、AmazonStaplesのオフィス用品、電子機器や備品に至るまでできるだけクレジットカードを使うことで購入金額に応じてポイントやマイルが溜まります。賢く貯めるとビジネスのトランザクションの使った金額でマイルがたまるので 10人従業員がいる私の会社では年間 30万マイル以上が溜まります。



3.      個人のカードやグロッサリー、ドラッグストアもAeroplan


個人の食事やガソリンもAeroplanの提携カードを使いましょう。またAMEXGoldRewardカードだと、グロッサリー、ガソリン、ホテル、エアー、ドラッグストアなど全ての使用金額の2倍がAMEXポイントになりますのでそれらをAeroplanに移行することができます。クレジットカードは年会費もありますがその分、活用すればベネフィットもたくさんあるので賢く活用すればベネフィットは想像以上です。逆の話をすればそれだけ提供してもカード会社は利益がでる仕組み・構造になっているのですね。



4.      航空券が高い時期やビジネスクラスのフライトはマイルでとりましょう。


Fixedマイルといって、たとえばトロント片道のビジネスクラスも25,000マイルでとれます。日本のエコノミー往復も75,000 、季節に関係なく(座席があれば)非常にお得に移動が可能です。またAeroplanのビジネスVISA を持っていれば荷物のチェックも無料、優先搭乗やラウンジ利用もついてきます。移動が多いビジネスマンにとって、空港で移動前の食事は 1020ドルしてもそれが年間 20回となれば 400ドル、それらがラウンジでまかなえるなら無料です。一緒に行く人がいればその人も無料になることも多いので、仕事やミーティングに使える時間を最大化できます。



5.      その他にもebatesやクーポン、オンラインショッピングを活用


ebates.ca はオンラインショッピング(AmazonStaples、ホテル予約やBestBuyなどの機器購入も)のほとんどを数%キャッシュバックしてくれる自己アフィリエイトです。例えばDELL10%のキャッシュバックをやっている時に 1,600ドルのPCを買うと 160ドルものキャッシュバック、Amazonや出張のホテル予約も積み重なれば年間数百ドルになります。またわざわざ買いに行く時間や手間(ビジネスオーナーの時間を時給に換算してみてください)フリーシッピングやAmazonPrimeなどの活用で自分の時間も大幅に節約できます。


もっと詳しく説明したいですが興味のある方は私までお知らせ下さい。実際にアドバイスします。他にも10年以上こちらでビジネスをしている中で実際に身に付けたノウハウがたくさんありますがまた次回の機会にでもお話できればと思います。



企友会理事  長 勝博






posted by k-column at 11:49| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

夏本番

2017年も早いもので、一年の半分が過ぎました。

バンクーバーも晴れた日が続き、街中でサイクリングしている人を見かけると、夏が来たなぁと感じます。私も2年前にトロントから移動して来て、今ではすっかりバンクーバーの夏が好きになりました。

夏になると、毎週様々なイベントがあり、今週はどこどこに行こうなど週末が楽しみになります。

企友会でも毎年、皆さんに興味のある、また喜んで頂けるように年間のイベントを計画しておりますが、今年は新しいイベントとして、「ばんてら」も始まり、参加者からはご好評を頂いております。

今月には、ばんてらとゴルフ大会があり、来月にはBBQ大会があり、夏のイベントが盛りだくさんです。毎年多くの方にご参加頂いておりますので、是非、今年も楽しい時間を皆様と一緒に過ごしましょう!

短い夏を楽しみましょう。

企友会理事 高岡利和


posted by k-column at 08:46| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

「今、なぜ『ばんてら』なのか?」

企友会で新企画、「ばんてら」が始まりました。なんだろう、といぶかしげに思っている方もいらっしゃるでしょう。

私は昨年のブリーズで「企友会は存続できるのか」という提言をしました。それは例えNPOであっても時代とともにその存在理由、目的意識、はたまた会員のマインドは変化し続けるのだという考えがあるからです。過去の行事をそのまま追いつつける前例主義は日本の役所や大企業と同じで何ら成長を期待できないと思っています。


では何をやればよいのか、これは会員ひとり一人が考えなくてはいけません。この「考える」というプロセスを案外、怠っている人が多いのではないでしょうか?


例えば皆さんの1週間はどうでしょうか?朝、決まった時間に会社に行き、言われた作業をこなし、仕事が終われば個人の時間を楽しみ、家族と団らんするという一連の流れが今週もいつの間にか始まり、いつの間にか終わっている人が多くないでしょうか?それはそれが楽だからというのがあるでしょう。人生楽しまなくては、という発想のもと、買い物したり、友人と食事をしたり、スポーツをしたり、といった平坦なライフがあるのです。


昨年、スコーミッシュのチーフに登りました。あるいは年に1-2回はグラウス グラインドに行きます。いつも思うのは、「なんでこんな上り坂を汗だくになって苦労して息絶え絶え登らなくてはいけないのか」です。ハイキングという点からは登った後のあの爽快感や景色がたまらないということなのですが、私は制覇したという気持ちが先にあります。


それは川を登る鮭と同じかも知れません。流されず、一度の人生を上り詰めてみたい、そしていろいろチャレンジしてみたいという貪欲の塊なのだろうと思います。


企友会がどうあるべきか、もはや理事がイベント係をする時代ではないと思っています。会員皆さんが考え、一緒に会を運営していきたいと思っています。年会費を払っても一応幽霊会員ではなくて、皆さんが参加し、一緒に考える会になればと思っています。


「ばんてら」では我々はなぜ、カナダに来たのか、なぜ、カナダで仕事をしているのか、僕たちはカナダ人社会に溶け込んでいるのか、などカナダライフの第一歩目を振り返ってみるテーマが並びます。案外、忘れてかけていたあのカナダに来た初日のことを思い起こすかもしれません。希望と不安を抱えてやってきた新天地に自分は何を求めていたのか、その強い思いをもう一度呼び起こすきっかけになったらと思っています。そして、合わせて企友会のメンバーとして会員が今、すべきことは何なのか、会員の誇りやプライドは何なのか、もっと熱血漢になって汗を流してもよいのではないかと思い、「ばんてら」を企画しました。


皆様の積極的なご参加を期待しています。恥ずかしがらずに我々と机を囲んでお話しませんか?


企友会理事 岡本裕明



posted by k-column at 13:04| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

私のチャレンジ。

みなさんこんにちは企友会ボランティア担当の松尾です。

子供の頃から海外に出たくて海外で通用する仕事は何かと本屋で立ち読み、自分にはこれなら出来るなと高校卒業後、歯科技工士になる事を決めました。

当時両親が離婚、専門学校に行くお金など無くなんとかたどり着いた東京都学生資金融資制度、卒業後東京で就職4年間、借金を返しながら修行を経て、なんとかアメリカ行きの所までたどり着き、ニューヨーク支店希望でしたが最後の最後でロス行きに変更、2年のビザを頂きロス支店で働き始めますが、旧日本軍方式の社内環境で8ヶ月でノイローゼになり耐えきれなくなり会社から家に帰らずバス停で色々考え始発のバスに乗りました。行き先もわからないバスに乗ったため迷子になり空港に行くつもりがなぜかバスはディズニーランド入場口へ、いろんな人に助けてもらいなんとかLAXにつきそのまま日本へ夜逃げしました。

気持ちを落ち着けようとコンビニでバイトしたお金でバンをキャンピングカーに改造、日本一周の旅へ。高速道路は使わず宿泊は道の駅で。いろんな旅人と会って、いろんな人と話ができて良い思い出です。
自殺しようと死に場所を探して徒歩で旅してる若者にも会いました。本格的キャンピングカーでリタイア生活を旅をしながら楽しんでる老夫婦に若いもんは働きなさいとお叱りを頂いたこともまだ覚えてます。
約2ヶ月の自分探しの一人旅も結局自分が見つからないまま終わり
また振り出しに戻り東京で就職、その頃付き合ってた彼女と同棲を始め何年か経ち、そろそろ結婚の話が出そうな頃にこのままで良いのかと自問自答の28歳。
このまま日本で良いのかと考えぬいた結果、子供の頃からの夢だったパイロットを目指す事を決意、夜中に彼女に土下座で謝ってカナダに行ってパイロットライセンスを取りたいと説明しますが同意は取れず、ワーホリビザを取って2002年に片道切符と20万円バックパックひとつで今度は日本からカナダに夜逃げ状態でやってきました。

デービーストリート近くのユースホステルで約2週間のステイ、バンクベッドの枕下に隠して置いた財布を盗まれ残金はジーンズの中にあった$20。やばい状態でしたがなんとか仕事を見つけ、平日の昼は花屋のトラック運転手、夜はパブでバスボーイ、客の残飯を食べて食いつなぎ、土日は引越し屋と芝刈りで資金を作りラドナーにあるバンダリーベイ空港内のフライトスクールに入校。がしかしワーホリビザが切れるため仕方なく歯科技工士をもう一度引っ張り出しジョブハント。働けるビザを持っていない為全て断られ途方にくれました。
最後に面接に行った会社でヤケクソになりタダ働きでも良いから働かせてくれと懇願、断られ続けましたが朝から晩まで勝手に会社内を掃除し技工の手伝いをしてる間に社長が折れてくれて、弁護士に頼んでワークビザの準備書類を持ってきたらサインしてやるとのお言葉。訓練費に貯めて置いたお金を全て弁護士に託しワーク申請、ビザが降りるまでの3ヶ月は本当にお金が無く死ぬかと思いましたが、周りの友人が現金商売を紹介してくてなんとかしのぎました。

歯科技工所の社長その他の方々に本当に助けられ順調に訓練も進み、操縦士免許取得と同時に結婚、日本の航空会社から内定も頂き2009年に日本に完全帰国。
日本の事業用操縦士の取得試験も終わり順調に日本でパイロットの道に進むかのように見えてましたが夫婦間が悪化、嫁の暴力に耐えられなく家出をするように。
航空会社からも話が一転、副操縦士訓練生17人の中から今回は2名しか取れなくなったと。同期15人は路頭に迷いました、教室内で失神して救急車で運ばれる同期などもいました。結局私は離婚、日本国内で仕事も取れなかった為カナダの以前働いていた歯科技工所に戻ることに。慰謝料と訓練費1千万以上の借金を抱え日々ただただ働いてる毎日が過ぎました。
昼も夜も働き毎月給料のほとんどを日本に送っていた為かなりダークサイドな生活で、何回かアパートのベランダに立って飛び降りたら楽になれるなと考えましたが根性がない為結局できず。

色々な人に助けられ自分の会社を設立することが出来るようになり昼間は会社員、夜は自分の会社を設立し個人事業主となりましたが長く続かず、結局倒産。取引先に多大な迷惑をかけそして借金。今回は少し成長したのか夜逃げはせずコツコツと借金返済、いっぱい働けば早く返せるということは学んだようです。

空を飛んで学んだように上昇気流があったら必ず先には下降気流があります。備えて理解してれば防げる事故もあります。私はバカなためにそれがわからずいっぱい怪我をしてきました。

現在43歳、バカもいい加減にとは言いますがそろそろ落ち着いて夢を叶えたいと思ってます。自分で命を絶たない限り死ぬことはないでしょうし人生一回だけだと思ってます。

チャレンジ精神があれば人は大体のことはできるんだと思います。ただ人間をやってる以上人との関わりは外せないと私は思っていますのでお世話になってる方々、これからお世話になる方々、それ以外の方にも奉仕できれば良いなと考えます。人生半分を過ぎてしまった以上出来ることが限られると思うため、最近はスピードアップしないとなとも考えています。

長くなりましたが読んで頂いてありがとうございます。

これからも夢に向かって飛び続けていきます。

企友会理事 松尾清春
posted by k-column at 08:25| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

年初の誓い

あっという間に、2017年も2月に入りました。バンクーバーは、例年になく雪の多いシーズンとなりましたが、企友会会員の皆さまにおかれましては、如何お過ごしでしょうか?

さて、先日企友会の年次総会及びに新春懇談会が開催されました。年次総会では、去年の報告と今年の予定などを報告させていただくのですが、会に出席されなかった方も多いので、ここで簡単に報告させていただきたいと思います。


2016年の活動には、幾つかのテーマがありました。先ず、活動の中心となる理事の皆さんがそれぞれやりたいことを楽しくやっていただく。そして、キーワードは元気を与える会、希望を与える会、楽しい会であり、次世代の日系コミュニティーを意識してかじ取りをしていきたいというものでした。2016年を通し行ったイベントは全部で11、毎年恒例のイベントに加え、とても興味深いお話が聞けたJOGMECや上野千鶴子さんの講演会、他団体の親交がさらに深まったBBQやボーリング大会もあり、活発な活動ができたのではないかと思います。反省点としては、次世代に向けた取り組みができていない点で、このままでは会の存続も如何にと気付いているにもかかわらず、その点への取り組みが行えなかったという点だと思っています。


2017年は2016年の反省をふまえ、恒例のイベントを引き続き楽しく開催する傍ら、定期的で参加型のイベントを行い、また会員資格や会費の設定を見直し、現在会員ではないBC州にお住いの元気な日本人、日系人の方を取り込み、また取り込めるだけの魅力的な会に一歩でも近づけるよう、理事をはじめ会員の皆さんと一丸となって取り組めれればと思っております。


私はマラソンやトレイルを走るランナーですが、雨や雪の悪天候の日は、走るのをお休みしたい気分になります。しかしながら、天候不順を理由にお休みしていては、トレーニングにはなりません。そういう時は、周囲に宣言をしてしまいます。『今晩走る!』と。これを守らないと、私は嘘つきになりますので、走らざるを得なくなります。企友会についても同様です。


なので宣言します。私は、次世代の日系社会に合った企友会作りに取り組みます。宣言したら、あとは実行するのみです。会員の皆さまからの様々なインプット、ご協力をお待ちしております。

今年も、企友会を宜しくお願いいたします。


企友会会長 澤田泰代


posted by k-column at 03:56| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月01日

カナダとアメリカとの為替が生んだビジネスの利益

この2016年、気がついたら10回近く出張でアメリカに行っています。日本にもトロントにも、あとロンドンも。「よくどこかに飛んでるよね」なんて言われますし、もっともっと行っている人もいるなかで、私の事例を少しご紹介したいと思います。

為替が生んだビジネス。1カナダドルが 1.3にも1.4にもなった2016年、またアメリカは売り手市場なので能力以上の時給を出さないとそれなりの人が来ないような時も多々あります。例えばアメリカ人3人で6ヶ月かかる仕事があったとして1ヶ月ひとりあたりの採用・維持コストを6,000USドルとします。3人で18,000USドル、そして6ヶ月で108,000USドルになります。これに採用にかかる手間やオフィスやデスクの場所、その他付随する企業保険や経費を20%だと考えたら 130,000USドルにもなります。これをカナダドルにすると 1.3だとして 169,000カナダドル。

それをこちらで同じかそれ以上の品質で、ひとりあたり5,000カナダドルの維持コストをもって行えば4人雇って20,000カナダドル、同じ作業量だとすると4.5ヶ月でその仕事が片付ければ、90,000カナダドル、20%の経費を考えて 108,000カナダドルのコストだとします。そうすると最初のコストから10%の削減をして 117,000USドルの予算にしたとしてもカナダドルで 150,000ドル、プラス採用や解雇、労働法などのリスクの心配もなく、日本人が責任を持った仕事をするし、契約ですから先方にとってもリスクは少ない。しかも納期は早まる。

単純計算の例ですが同じ作業内容や効率でカナダでも40,000ドル近い利益を出すことができますし、まさにお互いにとってメリットの出る関係です。もっともそれまでに信頼関係やそこまでの営業、こちらでそれなりの人を採用したりプロジェクトマネジメントに長けていたり、ということが必要になりますし、これ以外に経費はかかりますが。

アメリカはカナダの10倍経済と言われており、様々なビジネスチャンスに出会いました。他にも色々なビジネスがありますが、こういうアイデアもひとつのビジネスになりますよね。またアメリカだけでなく日本やアジア、ヨーロッパともそういう関係が作れます。来年からのトランプ政権やカナダとの関係がどうなっていくか注目はしていますが、状況に応じてビジネスを柔軟に変化させていきたいと思っています。

企友会理事 長 勝博

posted by k-column at 01:39| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月12日

カナダ国内で感じる異文化

カナダのイメージは人によって異なります。

バンクーバー、ナイアガラの滝、治安が良い、ホッケー、冬、日本から見るカナダのイメージは様々。なんとなくアメリカではないけど、結局北米だからあんまり変わらない、なんて思う方も多いかと思われます。でも実際はアメリカはもちろんの事、カナダ国内でも全然違います。カナダの国土は日本の26.4倍、国内だけでも西岸部から東岸部で4時間30分の時差があります。しかし人口は日本の4分の1ほど。

僕はカナダ中部にあるManitobaWinnipeg、西部にあるBritish ColombiaVancouverという2つの街に住んだ事があります。カナダ中部は平地・・・本当に山もなにもなく、とにかく平面です。現在地不明なんて当たり前、今はGPSなどで行き先が分かりますが、昔はどうやってたんだろうといつも思います。どこまでいっても平地なので、風が強い都市として有名でもあります。冬の気温も-30度・・・体感温度はー50度・・・そんな日々もあります。街の中心部に流れている川も、もちろん凍るので川をスケートリンクにしてみなさん元気に滑っています。川の上でスケートするウィニペグ人。移動手段が“歩く”ではなくて“滑る”ですね。Winnipegは観光地ではないので住んでる人はカナダに移民して、永住される方がほとんど。そういった意味で英語にシビアです。

かたやVancouver、山と海に囲まれた非常にキレイな街。世界で住みやすい都市No1に何度も選ばれるだけありますね。夏は過ごしやすく避暑地みたいな気候、冬は雨の日は多いですが気温も低くなく冬季オリンピックが開催された程、自然に恵まれている街なのでウィンタースポーツも盛んです。Vancouverは過ごしやすい冬を迎える事ができる街です。観光地としても有名ですので、沢山の人達の出入りがあり、英語を習得することの大変さを知っている人が多い街だと思います。

たった2つの街だけでもこれだけの違いがあるカナダ。カナダに来る方、どの街に行っても、その街の色があると思います。ただその街だけがカナダじゃありませんよ。せっかくの機会なので、色々な街に住んでみて、カナダ国内の異文化を体験しても面白いかもしれませんね。

企友会理事 堀川忠生

posted by k-column at 14:56| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

小考 - 「発展」と「豊かさ」


約25年前、中国奥地のシルクロードを旅した際、カシュガルという街に立ち寄ったことがあった。街の中心部であるロータリーにはロバに引かせた馬車が停まり、少し離れると道端で人々が干しぶどうを作るためにゴザのようなものに天日干しをさせていた。ところが現在のカシュガルは高層ビルが立ち並び、中国を代表する経済発展の象徴のような大都市である。

今年10月、カンボジアのアンコールワット観光に行ってきた。アンコールワットも25年前、バックパック旅行の候補ではあったがすでにかなり観光地化されており、諦めて別のところを旅行したのだが、どうしてもアンコールワットは観ておきたく今回の旅行になった。宿泊の街、シェムリアップは外国資本が入りかなり発展し、我々欧米諸国で手に入る最新のテクノロジー製品が普通に売られている。しかしながら車で15分も走ると電気の通っていないのどかな農村になり、重要な働き手である牛が前庭に繋がれ、高床式の8畳ほどの1間に3世代が暮らす家が立ち並ぶ。

さらに三重県にある実家に戻ってくると駅前の商店街はほとんど全てシャッターがおりている。近郊型のショッピングモールに客を奪われて久しい。

学生の時大塚久雄氏の経済史学を少しだけかじった。いわゆる「開発途上国」は段階的な発展を、プランテーションのような大規模農業ではなく、イギリスの小規模農業を奨励せよ、というはなしであった気がする。だから「開発途上国」、「先進国」に追いつくために、段階的な発展を目指せば良いと。

だがカンボジアで見た風景のように、世界の多くの地域は欧米諸国の発展から取り残されている。これらの地域で盛んな小規模農業はいつまでたっても生産者に発展の恩恵をもたらさない。経済格差は縮まらず、「周辺」はいつまでたっても「周辺」のようだ。それが程度の差はあれ、カンボジア等の「開発途上国」や、日本を含む「先進国」でもおこっている。資源は金を産む方向に流れ、流れに乗り遅れた地域は後に残される。

最近あるコラムを読んだ。日本人はコンクリートの塊に住んで、鉄の塊に乗って会社に行く。その生活に疲れたら海外旅行に行ってそして言う、「やっぱり海外はいいなあ」と。その反面、カンボジアの人たちは家族で家事を分担し、いつも自然の中で暮らし、常に家族との時間を共有している。「発展」と「豊かさ」のバランスの問題であると。

「発展」という言葉も「豊かさ」という言葉も 胡散臭い。でも日本から少し離れて、この曖昧な2つの言葉の間で生活出来るバンクーバーに感謝したい。

企友会理事 真野展成



posted by k-column at 10:34| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Page Top
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。