企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

コラム & イベント報告(会報)
カナダ(バンクーバー)のビジネスに関するコラムや
企友会主催イベントの開催報告を掲載しています。

2009年02月06日

ジェトロ:「ブリティッシュ・コロンビア州の経済政策最新情報」

ジェトロ・カナダのウェブサイトにおいて、
   カナダ・バンクーバーのビジネス環境
   「ブリティッシュ・コロンビア州の経済政策最新情報」

と題した調査レポート(作成部署: ジェトロ・バンクーバー事務所)が、PDF(43ページ)にて公開されています。

下記ページをご覧下さい。
http://www.jetro.go.jp/world/n_america/ca/reports/05001613
posted by k-column at 10:44| ビジネス レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

2009年を迎えるに当たって 第一回目 経済概観

企友会の皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、2008年はデカップリングという言葉が一時流行しました。アメリカの経済が悪くても中国やインドはそれとは独立して経済成長を成し遂げる、という考えでした。
しかし、そのシナリオは年の半ばであっさりと否定される結果となります。

アメリカの住宅市場に端を発した景気低迷はオリンピック景気に沸く中国にも冷や水を浴びせ、オリンピックを待たずして株式市場や住宅市場の大波乱をもたらしました。

インドではタタ自動車が英国のジャガーを買収したと思えば3000ドルの車を作ると発表したり、ミタル氏が一気に鉄鋼王に成り上がりましたが現在ではその一時期の威勢は聞こえてきません。

一方、ロシアではプーチン氏が大統領から首相になり、12月の憲法改正ではプーチン氏の独裁政権にレールが敷かれようとしています。

アメリカでは不人気でレームダックと化していたブッシュ政権もようやく終わりを告げ、オバマ氏にバトンタッチされようとしています。前人気の高さではアメリカの歴史の中でも特筆すべき状態の中、極めて難しい政治、経済の運営を任されようとしています。

激動の2008年を経て2009年の世界経済はどう展開するのでしょうか?アメリカの復活はあるのでしょうか?ドルの基軸通貨としての機能はどうなるのでしょうか?経済のブロック化、保護主義の台頭を防ぐことは出来るのでしょうか?その中で日本の経済はどうなっていくのでしょうか?

今年の予想は経済の専門家ですら意見が割れるところではないでしょうか?それぐらい考慮すべきファクターがありすぎます。例えば、今回の金融危機を1930年の大不況となぞることが出来るのか?原因は似ているところがあります。それは、資金がアメリカに集まったということです。そして、バーストした。1930年大不況はヨーロッパの資金が直接的に、そして今回の金融危機はアジアからアメリカに流入した資金が呼び水となりヨーロッパの資金に大きな影響を与えたというシナリオです。

さて、2008年の後半になって日本では雇用問題を含め、企業収益の悪化が叫ばれています。これに対し僕はやや意外感を持っています。なぜ、総悲観説となってしまうのでしょうか?

もともと今回の金融危機において日本がもっとも健全であったといわれています。ですが、今の心理的景感は世界で一番悪い。そのきっかけを作ったのがトヨタでした。しかし、正直、僕はオーバーリアクションだと思っています。車が売れないのはローンがつかないのが主因であってクルマの需要はまだ継続的に伸びます。買い替え需要もあります。よって金融サイドの改善が進めばこの問題は解決の方向に向くのです。

日本が農業国だったとき、天候によってその年の生産高は2割も3割も影響を受けました。天候だけは神のみぞ知るであり、制御が出来なかった。しかし、飢饉がずっと続いたことはありません。必ず、良くなるのです。2008年に起きた金融危機もそういう意味で「不作の年」だったと見るべきです。そしてその「不作」はアメリカ住宅市場では2006年半ばごろから既にその傾向が出ていたわけです。つまり、景気のピークからは既に2年半も落ち込み続けているわけです。

でも経済は天候と違って人間が制御出来るものなのです。ならば、なお一層、解決への道が作り出されなくてはいけません。

北米では景気の先行きに対しもっと前向きに捉えています。日本や韓国だけがかなり悲観的になっています。
ですが、これを打開する案はいくらでも考えられます。その一つに損保業界の再編。これを行なうことにより、業界の利益水準が大幅に向上します。この姿勢が一番大切なのです。
円高であれば日本企業が外国企業をM&Aしたり海外資産購入をするには絶好のチャンスなのです。

今回たまたま震度7級の金融危機が起きた。ですが、過去40年だけ見ても石油ショック、ブラックマンデー、バブル崩壊、アジア危機、ITバブル崩壊、911などいくつもの震度5−6級の危機がありました。

日本はこれをチャンスとして生かすべきなのです。まずは総悲観の今の姿を立て直すことが重要です。そうすればきっと桜は咲くでしょう。

2009年を皆様と共に素晴らしい年にしませんか?
ベイショアガーデン社
社長 岡本裕明
この続きは岡本氏のブログで
http://blog.livedoor.jp/fromvancouver
posted by k-column at 14:51| ビジネス レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

カナダのスマートフォン(iPhone、BlackBerry、etc.)

カナダのスマートフォントと言えば、BlackBerry (ブラックベリー、カナダのRIM社(リサーチ・イン・モーション社) が1997年に開発)です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Research_In_Motion

日本でも8月1日より個人向けBlackBerry(法人向け日本語版販売は2007年7月より開始)の販売が開始されました。

スマートフォント言えば、カナダでも7月11日よりApple社のiPhone 3G が発売開始になり、ニュースを始め様々な場面で話題になっています。iPhone 自体は2007年6月29日にアメリカで初めて発売になったのですが、それ以降「タッチバネルを指で操作する」手法は、次世代スマートフォンのスタンダードになった様です。

一般にはほとんど話題になっていませんでしたが、Google は2007年11月にAndroid(アンドロイド)と言う名前の携帯電話用ソフトウェア基本プラットフォーム(無償で誰にでも提供)を発表し、タッチバネルを操作するデモを公開しました。

Android は、その規格を定める団体OHA(Open Handset Alliance)が設立され、そこには世界各国から様々な会社が参加しています。日本からは、NTT ドコモとKDDIが参加しています。

そのAndroid を搭載した初のスマートフォン「G1」は、10月22日より全米で発売になりました。(カナダでの発売はまだどこからもアナウンスがありません。最初の2007年iPhone と同様、SIMカードをアンロックして利用されてる方はカナダにも沢山いるようです。)

マイクロソフトもスマートフォン用のOS(Windows Mobile)を出していますが、こちらも負けておらず、台湾HTCのタッチパネル操作インターフェース「TouchFLO 3D」を搭載したスマートフォン「Touch Diamond」が既にカナダでも発売されています。
台湾HTC は OHAのメンバーでもあり、「Touch Diamond」だけではなく「G1」の製造もしています。

ここ数ヶ月、各社からタッチパネルを搭載したスマートフォンが発表されましたが、RIM社も10月8日、ついにタッチパネルを採用した機種「BlackBerry Storm」を発表し、今秋中に発売するとアナウンスしました。

今後も各携帯電話会社から続々とタッチパネルを使った機種が発売されるであろうと、容易に想像出来ます。そして来年2009年春頃ユーザーは、どれが一番自分に合ったスマートフォンなのか、リサーチにも苦労しそうです。

ここまでも十分、どこの会社が何を出しているのかややこしくなったと思いますが、最後にもう一つさらに話が難しくなる情報を。

世界の携帯電話市場の6割以上を占めているのがNokiaですが、そのNokiaが深く関わっているのが携帯電話用OSであるSymbian OSです。そのSymbian OSも2008年6月、Symbian Foundationを新たに設立し、オープンソースライセンスのもとで一般公開すると発表されました。(Android と良く似た体系。)

Symbian Foundationには20社以上の企業が参加表明をしており、NTTドコモはここにも加わっています。

そのNTTドコモは11月5日、日本でSymbian OSをベースにしているタッチパネル採用の携帯電話を発表 (販売は2009年2月または3月)しました。

独自の進化をしてしまった日本の携帯電話は「ガラパゴス」と揶揄され、世界での携帯電話市場から取り残されてしまいましたが、ここに来てもう一度世界で勝負出来るチャンスが到来したように思います。

それと共に、BlackBerry の大ヒットで絶好調なRIM社も新たなステージに立たされる事になり、今後の戦略をどう取って行くのか楽しみです。

レポート:企友会マーケティング部 馬場
posted by k-column at 18:25| ビジネス レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月08日

バンクーバー島・ビジネスミーティングリポート

バンクーバーから気軽に行ける観光スポット「バンクーバー島」。

州都であるビクトリアをはじめ、世界中から旅行者が集まる美しい町トフィーノ、サーモンフィッシングで有名なキャンベル・リバー、アルペンスキーやスノーボードが楽しめるマウント・ワシントンなど、他にもここで楽しめるアクティビティを挙げるとそのリストは延々と続いていく。
ここバンクーバー島での新たなビジネスに関する取り組みを紹介するためのビジネスミーティングが開かれた。

「バンクーバー島に行く=フェリー」というイメージが定着しているかもしれないが、実はバンクーバー島のちょうど真中あたりにあるComox Valley Airportからは、島内のどのエリアにも3時間以内で行けるというアクセスの良さから、年々利用者数が伸びていて、新しいターミナルビルを増設中である。エアポートが人口増加やビジネスの増加にも貢献しており、ローワーメインランドでの不動産価格の高騰により島に移ってくる人達も増え、若い層の人口が増えていることも特徴の一つらしい。

また、カルガリーなどのアルバータ州から飛行機で定期的に通い、バンクーバー島でビジネスを展開している人達もいる。

紹介されたビジネス企画・報告としては、次のようなものがあった。
  • 「Sagehills」Comox Valleyに開設予定のPrivate University。プロのスポーツ選手やオリンピック競技を目指す人達を育てるためのスポーツアカデミー。
  • 「Mount Washington」“オールシーズン楽しめるアルペンリゾート”として、知名度を上げて集客を増やしていく。
    • 冬のアクティビティ:アルペンスキー、スノーボード、スノーチュービング、クロスカントリースキー、スノーシュー
    • 夏のアクティビティ:マウンテンバイク、キャンピング、ハイキング、ミニゴルフウェブサイト http://www.mountwashington.ca
  • 日本のファッションブランド「Do!Family」が35周年記念の写真集の撮影をバンクーバー島にある小さな町カンバーランドで行った。
    • ローカルのフィルムメーカーがコーディネートし、モデルも全員地元の人達を使い、森の小道やコモックス湖、60年代を彷彿とさせるユニークな内装の美容室などで撮影。ブランドが持つイメージとカンバーランドが持つ古き良き温もりがマッチして、素敵な写真集に仕上がっていた。
他にも、シニア向けのリタイヤメントの地として売っていきたいという構想も。一つのビルに入居してもらうのではなく、そのエリアの中に広がって独立して住んでいながらも、ケアやサービスが受けられるようなシステムの構築を検討中だとか。

新たなビジネスの展開先の一つとして、バンクーバー島は視野にいれておく価値があるかもしれない。

バンクーバー島の観光に関するプレゼンテーションの中で、今でも頭に焼き付いている一言がある。 「一つの場所でスキーとサーフィンが楽しめるって、素晴らしいでしょう?」
…これはかなりインパクトのある言葉だった。
企友会マーケティング部 担当
山本美穂
Elephant Beach Productions Inc. / ディレクター)

追伸:
この日、ビジネスミーティングの前に、ヘリテージサイトとして認定されたカンバーランドにある日系人墓地で記念プレートを披露するセレモニーが開かれ、ジャパンタウン跡地などを訪れるツアーも行われました。

その模様はこちらにアップしています。
www.elephant-beach.com(2008年6月4日付けの報告をご覧下さい)
posted by k-column at 02:47| ビジネス レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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