企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

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2017年12月28日

私の好きな言葉「青春」


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Photo by prottoy hassan on Unsplash

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ


これは詩人サミュエル・ウルマンが書いた「青春の詩」の冒頭の文章です。私の心に刻まれている「青春」とは、パナソニック(旧松下電器)創業者の松下幸之助氏が70歳になったころ、ある実業家からこの詩を贈られ深い感銘を受け自ら覚えやすいように要約して座右の銘にした文章です。


青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動を続けるかぎり
青春は永遠にその人のものである  



人は年々年を取り肉体的に衰えていくのはやむを得ないが、いくら年をとっても精神的に若さを失わないで生きることができるはずだ、またそうでなければならないと考えるようにしていたと述べられています。

私も当時の松下幸之助氏と同じような年齢を迎えた今日この頃、肉体的な衰えを感じつつ心の若さ、つまり青春をどのように保ち続ければいいのか自問自答するときがあります。日々新たな気持ちで希望や目標を作り、それをめざして生きているか、何かしようとしているか、前向きに緊張感をもって物事に取り組んでいるか。日々の仕事や生活の中で、こうした熱意や行動を少しでも持ち続け、心の若さ・青春を謳歌していきたいと思っています。

一方で、肉体的な衰えを少しでも抑えるため、日々の健康管理と体力維持に生涯スポーツと自負しているバスケットボールを続けていき、心身ともに健康であり続けたいと願っています。人は肉体的に若い青年期から壮年、老年期になるに従い体力の衰えを感じる反面、心はまだまだ若いつもり、若くありたいという気持ちが強くなるのではないでしょうか。この心の若さは気の持ちようであり、夢や目標を描き好奇心や探求心を持って果敢に挑戦しようという強い熱意こそが、まさに青春を生きているというのではないでしょうか。

現在、青年期や壮年期の年代層の人たちで、個人として社会人として自己実現を目指していながら、不安や迷いで自信をなくし若いのに覇気がなく、元気な老年期の人よりむしろ老いているのではないかと思える人にこのサミュエル・ウルマンの詩を贈りたいと思います。


企友会 理事

谷口明夫



青  春

サミュエル・ウルマン(山田義夫訳)


青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。


人は信念と共に若く     疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く     恐怖と共に老ゆる
          希望ある限り若く       失望と共に老い朽ちる 
       


大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。




原文

YOUTH

Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will, a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.

No body grows only by merely living a number of years; peoples grow old only by deserting their ideals. Years wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, doubt ,self-distrust, fear and despair-these are the long ,long years that bow the head and turn the growing spirit back to dust.

Whether seventy or sixteen, there is in every being's heart the love of wonder, the sweet amazement at the stars and the starlike things and thoughts, the undoubted challenge of events, the unfailling childlike appetite for what next, and the joy and the game of life.

you are yang as your faith, as old as doubt ;
as young as your self-confidence, as old as your fear;
as young as your hope, as old as your despair.


So long as your heart receives messages of beauty, cheer, courage, grandeur and power from the earth, from man and from the Infinite so long as your young.

When the wires are all down and all the central place of your heart is covered with the snows of pessimism and the ice of cynicism, then you are grown old indeed and may God have mercy on your soul.








posted by k-column at 05:10| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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