企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

コラム & イベント報告(会報)
カナダ(バンクーバー)のビジネスに関するコラムや
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2008年11月07日

カナダのスマートフォン(iPhone、BlackBerry、etc.)

カナダのスマートフォントと言えば、BlackBerry (ブラックベリー、カナダのRIM社(リサーチ・イン・モーション社) が1997年に開発)です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Research_In_Motion

日本でも8月1日より個人向けBlackBerry(法人向け日本語版販売は2007年7月より開始)の販売が開始されました。

スマートフォント言えば、カナダでも7月11日よりApple社のiPhone 3G が発売開始になり、ニュースを始め様々な場面で話題になっています。iPhone 自体は2007年6月29日にアメリカで初めて発売になったのですが、それ以降「タッチバネルを指で操作する」手法は、次世代スマートフォンのスタンダードになった様です。

一般にはほとんど話題になっていませんでしたが、Google は2007年11月にAndroid(アンドロイド)と言う名前の携帯電話用ソフトウェア基本プラットフォーム(無償で誰にでも提供)を発表し、タッチバネルを操作するデモを公開しました。

Android は、その規格を定める団体OHA(Open Handset Alliance)が設立され、そこには世界各国から様々な会社が参加しています。日本からは、NTT ドコモとKDDIが参加しています。

そのAndroid を搭載した初のスマートフォン「G1」は、10月22日より全米で発売になりました。(カナダでの発売はまだどこからもアナウンスがありません。最初の2007年iPhone と同様、SIMカードをアンロックして利用されてる方はカナダにも沢山いるようです。)

マイクロソフトもスマートフォン用のOS(Windows Mobile)を出していますが、こちらも負けておらず、台湾HTCのタッチパネル操作インターフェース「TouchFLO 3D」を搭載したスマートフォン「Touch Diamond」が既にカナダでも発売されています。
台湾HTC は OHAのメンバーでもあり、「Touch Diamond」だけではなく「G1」の製造もしています。

ここ数ヶ月、各社からタッチパネルを搭載したスマートフォンが発表されましたが、RIM社も10月8日、ついにタッチパネルを採用した機種「BlackBerry Storm」を発表し、今秋中に発売するとアナウンスしました。

今後も各携帯電話会社から続々とタッチパネルを使った機種が発売されるであろうと、容易に想像出来ます。そして来年2009年春頃ユーザーは、どれが一番自分に合ったスマートフォンなのか、リサーチにも苦労しそうです。

ここまでも十分、どこの会社が何を出しているのかややこしくなったと思いますが、最後にもう一つさらに話が難しくなる情報を。

世界の携帯電話市場の6割以上を占めているのがNokiaですが、そのNokiaが深く関わっているのが携帯電話用OSであるSymbian OSです。そのSymbian OSも2008年6月、Symbian Foundationを新たに設立し、オープンソースライセンスのもとで一般公開すると発表されました。(Android と良く似た体系。)

Symbian Foundationには20社以上の企業が参加表明をしており、NTTドコモはここにも加わっています。

そのNTTドコモは11月5日、日本でSymbian OSをベースにしているタッチパネル採用の携帯電話を発表 (販売は2009年2月または3月)しました。

独自の進化をしてしまった日本の携帯電話は「ガラパゴス」と揶揄され、世界での携帯電話市場から取り残されてしまいましたが、ここに来てもう一度世界で勝負出来るチャンスが到来したように思います。

それと共に、BlackBerry の大ヒットで絶好調なRIM社も新たなステージに立たされる事になり、今後の戦略をどう取って行くのか楽しみです。

レポート:企友会マーケティング部 馬場


posted by k-column at 18:25| ビジネス レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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