企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

コラム & イベント報告(会報)
カナダ(バンクーバー)のビジネスに関するコラムや
企友会主催イベントの開催報告を掲載しています。

2018年12月31日

アルデンテなネット社会に

Photo by Alice Pasqual on Unsplash.jpg

2018年の漢字は「災」と発表された。
台風、豪雨、地震と日本列島は相次ぐ自然災害に見舞われた。
海外に住む私たちもその一報をニュースで知るたびに心を痛め、
友人や家族の安否に不安を募られた一年だった。

多くの日本人は地震大国ということもあり、普段から自然災害に備えてはいるが、
初めて体験する甚大な災害の前に個々、自治体、国が更なる「防災」の必要性を感じ、
その対策に取り組むこととなるだろう。

一方、ここ数年SNSの進化と普及で発生するネット上での災いに対しては
防災対策が追い付いていないのが現状だ。
個人レベルで世界に物事を発信できるようになった。
コミュニケーションが容易となったがために、
「差別」、「偏見」、「誤解を招く表現」を安易にさらけ出してしまい、友人や世間からバッシングを
受ける「炎上」がたびたびニュースを賑わせる。

SNS以前は自分の意見を言うとき、誰がそれを聞いているのか、どの立場から言うのかと、慎重に言葉を選んでいたため、たとえ意見の相違で軋轢が起きたとしても当事者同士で解決できたのではないか。言いたい相手がいるからこそ、意見を言う覚悟があり、理解してもらおうとする努力が存在した。

この容易なSNSツールで炎上してしまった人々は、突き詰められれば「そんなつもりではなかった」と釈明する。
そこに一本筋の通った、芯のある「意見」や「覚悟」や「努力」がなかったからではないのか。

一昔前は、一律に太くて、柔らかく茹でられたスパゲッティーが日本人の食べる、イタリアのパスタ料理だった。そのうち、本当の味が伝わり、いまでは細麺も太麺もショートも様々なパスタがちょうどいい茹で具合の「アルデンテ」で提供される。

アルデンテ ―「芯が残った」茹で具合。

何でもが横行し、炎上があちこちで起きるあやふやでふにゃふにゃなSNSコミュニティーが「芯のある」
アルデンテを求め、成熟したネット社会となることに期待する。


企友会理事
シェア美緒





posted by k-column at 18:09| 理事の挨拶文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月21日

2018年11月21日 ばんてら5回目開催いたしました。

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バンクーバーの寺子屋こと「ばんてら」。2018年はメインテーマ「Boldな日系社会を作ろう」を軸に、2ヶ月に1回その文字のごとく老若男女の皆さまに集まっていただき、ざっくばらんに思い思いの考えを出し合いながら学び合い📖をして来ました。

そして先月11月21日に今年最後のばんてらが開催されました✨✨
テーマはBoldな日系社会を作るには?」


さっそく参加してくださったボランティアのレポートから当日の様子を見てみましょう🎵





まず、本題に入る前に過去4回のテーマの簡潔なおさらいからとネームプレート作成、活発な意見交換💡が行われました。

このネームプレート、今回は名前の下に職業や現在の自分を表す言葉を書いたのですが、人それぞれ「一家の大黒柱」から「人生楽しむ会会長」など大変個性豊かでしたね!

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今までのおさらいでは他の中国系、韓国系コミュニティとの違いは何か、日系であることの良さや特徴についての話でした。

第1回のテーマ「薄口醤油」に代表されるような一見あっさりとして見えるけれど実は深みのある日本人、個人主義のカナダでも気配りやきめ細やかな仕事を武器に現地でのビジネスチャンスにつなげているんですね 

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ネームプレートに書いた「個人」としてBoldな日系社会を作るのにアプローチしていけることはなにか?
という問いに対しても各々異なる角度 🔍 から意見がでました。

例えば配偶者を大切にする、新しいところに出かけるということから自身の職業を通してカナダの移民環境のよさ、生活の豊かさを日本人にアピールしていくなどなど。

そもそも日系コミュニティにおけるBoldというのは他の西洋の場合のように強烈なカリスマやリーダーシップを持つ人をもとに形成されるものとは異なるものです。和を尊ぶ性質からお互いに尊重しつつ働きかける周囲が強固なものこそがBoldなグループといえるという第4回時の意見をベースに議論は展開していきました。

ライバル視するのではなく協力関係を築き、よりよい社会のために共存していく、横のつながりを大事にすることが内部の絆をBoldにするという意見が印象的でした✨。

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また、企友会がそのためにできることについても多数の意見がありました。

🔑 母数を増やす
🔑 ワークショップを開く
🔑 より多くの人が定着するためのマッチングの場を作る
🔑 ほかの経済団体との合併ないしfundを作る

やはりアクションをおこすのはばんてらの役割だ!!ということで年内最後のばんてらにふさわしい締めになったのではないでしょうか。

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普段バンクーバーという多様な文化の中で生活している私ですが、世代職業も様々なメンバーのもと行われた今回の「ばんてら」でまた新たなDiversityに接する機会に恵まれました。皆様とてもパワフルかつエネルギッシュで刺激的な2時間でした。





posted by k-column at 14:33| イベント開催報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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