企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)カナダビジネスコラム&イベント報告

コラム & イベント報告(会報)
カナダ(バンクーバー)のビジネスに関するコラムや
企友会主催イベントの開催報告を掲載しています。

2019年02月07日

2019年1月31日 企友会年次総会を開催しました。

1月31日に企友会の年次総会そしてその後にバンクーバービジネス懇話会との共催新春懇談会が開催されました。

まず最初に年次総会の模様を、ボランティアの本郷さんよりレポートいたします。




2019年の企友会イベント第1弾、年次総会&新春懇談会!!ということで、ボランティアの私も普段より(さらに!)少し引き締まった気持ちで参加してきました。


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まずは、年次総会です。年次総会では、企友会の理事と会員が集まり、昨年度の活動報告と今年度の活動についての発表が行われます。


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気になる今年度のイベントについては、昨年に引き続き「時代の求める企友会のあり方をイベントに反映する」ことを目標として、「ばんてら」塾などの参加型イベントの定期開催を行っていくとのこと。

「ばんてら」とは、ある年間テーマに沿ったお題について、会員の方と一緒に考える機会を持つ、という面白いイベントです。今年のテーマは何になるのでしょうか?「本年も興味深いテーマを検討中」だそうです。楽しみですね!


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また、様々な分野でご活躍されている会員の方々への取材記事「企友会です、インタビューさせてください」も継続していくことや、企友会のウェブサイトを一新することなども発表されました。ウェブサイトはPCからでも携帯端末からでもより見やすいデザインになるとのことで、この記事が公開される頃にはもう新デザインになっているかもしれませんね。




新春懇談会につづく。



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2018年12月9日 第16回日系ビジネスアワード・クリスマスパーティの開催報告

12月9日に今年も開催されました、企友会主催の第16回日系ビジネスアワードそしてクリスマスパーティの模様を写真メインでお届けいたします。


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今年の会場も昨年に引き続き Coast Coal Harbour。

受付が開くとともに、素敵にドレスアップされた皆さまが次々とご到着され、会場は一気に華やかな雰囲気に。

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お着物でご出席の皆さまも。とても素敵です。これは日系コミュニティならではですね。

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受付が済み歓談される中、楽しげに50/50をお買い求めになられる皆さんも。

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こちらはドリンクのキャッシュバーがオープン。

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さて、そろそろ開演です。今年の司会は田中久美子さん。

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澤田会長の挨拶が始まってますね。

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さっそく今年で16回目となる日系ビジネスアワードの発表がはじまりました。

まずは「企友会新人賞・Rookie of the year」の発表です。
受賞者は、ARA・Professional Travel and Support 代表取締役社長 荒木大輔さん。

2012年に一人ひとりの想いや感動を伝えるカナダ旅行・オリジナルツアーを専門とする旅行会社を設立され、現在では、個人旅行のお客様を中心にダウンタウンを歩くお散歩ツアーや、キツラノ食べ歩き、マウントプレザントの壁画インスタツアー等、大手では出来ないユニークなツアーを次々に展開。中でも、クラフトビールを飲み歩くパブツアーは、体験談や口コミでカナダ観光局やBC州観光局が一目置く人気ツアーとなっているそうです。受賞のご挨拶の中で長年勤められた前職の上司への感謝の気持ちを述べられるお姿がとても印象的でした。

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左から新人賞受賞の荒木大輔さん。中央は昨年の新人賞受賞 繁野充弘さんと右が松本真子さん。

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次は、功労賞の発表です。

今年の功労賞は、日本舞踊西川流師範であり彩月会主宰される松野洋子さん。

40年以上にわたるパウエル祭や総領事館監修のタッチオブジャパンなどでの踊りを通した日本文化紹介だけでなく、学校、企業、団体の国際文化交流としての着物体験にもご協力をされ、近年踊りと着物ファッションショーとのコラボレーションにも積極的に挑戦されているとのことです。また日系コミュニティーが一斉に会する日系合同新年会では、会を締めくくる踊りのリーダーとして音頭をしきられ年初から日系社会を盛り上げられるそのご活躍に賞が送られました。お着物での所作の美しさは当然ですが、その笑顔の若々しさには日本人女性として憧れを感じます。

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右が功労賞を受賞された松野洋子さん、左は企友会の澤田会長。

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最後はいよいよ「企友会日系アワード大賞・Business Excellence」の発表です。

今年の受賞者は、Japadogでおなじみの Japan Consulting Corporation 社長 田村憲樹さんです。

田村さんは、2009年第7回目の日系ビジネスアワードにて当時の新人賞であった特別賞を奥様の田村美砂さんとご一緒に受賞されました。それからの店舗数の上昇そしてアメリカへの進出と成功など、ビジネスの成長と常に挑戦され続けられるお姿の素晴らしさから今回の受賞となりました。
30歳を目前に「人生で一番ワクワクすることをやろう!」と決断され、そして今、Japandogとそのチームのみなさんと一緒に「1人でも多くの人たちに、ホットドックを通して、夢と幸せ、ワクワクをお届けしていこう!」と、その実現のために真っ直ぐ向かうお姿は感動します。

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左が大賞受賞の田村憲樹さん、右は昨年大賞を受賞された白木正孝さん。

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授賞式につづき、在バンクーバー日本国総領事館より羽鳥隆総領事のご挨拶と乾杯です。

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羽鳥総領事の乾杯を合図に、お食事がはじまります。
今年のエンターテイメントは、シンガーソングライターの吉野耕平さん。アコースティックギターと素敵な歌でホリデー気分があがります。

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羽鳥総領事と総領事夫人。素敵な笑顔をいただきました。

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今年も塚本サンタより、ドアプライズに50/50の発表。

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パーティの締めくくりは谷口副会長のご挨拶で。

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お帰りの際には、皆さまからドネーションいただきましたプレゼントを参加者全員にお渡しして。
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たくさんの皆さまとの楽しい時間はあっという間に過ぎ、今年も無事に終了いたしました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。


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2019年01月08日

平成時代を振り返り、これから世界はどうなるの?

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今年は平成最後の年になり、この30年を振り返ってみますと、
平成時代は20世紀から21世紀への橋渡しの時代であり、人類の政治、経済、イデオロギーの大転換期でもありました。NHK制作の“映像の世紀”なんかを見ると20世紀はまさに戦争の時代で、産業革命を経て資本主義による飛躍的な経済発展の時代であったわけですが、それに続く平成時代の始まりには、東西冷戦の終結に始まりヨーロッパが統合され、世界中であらゆる規制緩和が行われ資本主義がどんどん進行し、さらにはコンピュータの発達による情報革命が起こり、ひと・もの・かねが自由にしかも迅速に行き来するグローバル社会の始まりでありました。
ところが21世紀に入り、アメリカ同時テロ事件が発生し世界中で治安が不安定になりました。経済ではリーマン・ショックによる世界経済の停滞が始まり、中東諸国の民族紛争や国際テロそして大規模な難民移動が起ったことにより、EUのイデオロギーがぐらつき、ついにイギリスがEUから離脱し、EU各国でも自由貿易による格差拡大から保護主義が台頭しています。アメリカにおいてもグローバル化された自由貿易による格差拡大で、白人中間層の不公平感がポピュリズムを促しトランプ大統領に代表されるような自国中心主義(反グローバル主義)が台頭しています。
一方アジアに目を向けても、グローバル化により中国やインドが大きく経済発展し、世界の政治・経済に大きな影響力を行使しています。特に中国は一帯一路構想で世界経済の主導権を握ろうとする覇権主義でアメリカとの貿易戦争が始まっています。日本では、デフレから脱却できず経済成長が低迷したまま、少子高齢化社会が始まり税収減による医療・介護・年金問題を抱え、働き盛りの若年層の将来不安が広まっています。

このように平成時代(1990年〜2019年)では、世界はグローバル化が進展したことにより経済が大きく発展してきた一方で、国家や個人の格差拡大、民族紛争、国際的なテロ活動、難民の大移動さらにはイデオロギーの対立、衝突があり、まさに混迷で未来が見えない世界に我々は生きているわけです。


アメリカ中心の資本主義経済は限界なのか、格差社会はどうなるのか?
民主主義(自由、平等、人権)は永遠の夢なのか?
私たち人類はこれからどこに向かっていくのか?


こんな疑問がわいてきた時、昨年世界のベストセラーと言われた本”サピエンス全史“(著者 ユバル・ノア・ハラリ)に出会いました。NHK番組のクローズアップ現代でも放送され注目を浴びた本です。
内容は、人類(ホモサピエンス)の石器時代から現代21世紀までの人類史を振り返り、今までとは全く違った視野・観点で人類の行動・能力・文化を分析して、現代社会の抱える課題、矛盾を明らかにし、21世紀以降の”人類の幸福とは何か、幸福を何に求めるのか”といったものすごい大きなテーマを提起した本であります。

これからの世界について作者は、
世界を支配してきた西洋文明のキーワードは“近代科学”と“資本主義”の発展である。
それは、“未知の領域を探検し、その領域を征服したら、飽くことなく次の道の世界をめざす”という共通した考え方ある。
“近代科学”は、さらなるコンピュータの進歩によるロボットや人工知能の登場そしてバイオテクノロジーの進化は目覚ましいものがあり、世界を大きく変える可能性がある。
そして、人類はどんな未来を過ごしたいのか、しっかりとビジョンを持ち、幸せな道を進む賢い選択をする。そのためには、科学と政治は、もっと協力し合わなければないない。
“資本主義”はそれに代わる新たな仕組みが必要になるかもしれない。
最後に『未来を切り開く鍵は、私たち人間が欲望をコントロールできるかどうか』と説いている。
まだ読んでおられない方に是非読んでいただきたい本です。


今年も世界は政治・経済・イデオロギーの対立、衝突が続くでしょう。
歴史を振り返り、この本から垣間見た人類の未来の姿を一考するのもいいかもしれません。


企友会理事
谷口明夫


Photo by Samuel Zeller on Unsplash

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2018年12月31日

アルデンテなネット社会に

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2018年の漢字は「災」と発表された。
台風、豪雨、地震と日本列島は相次ぐ自然災害に見舞われた。
海外に住む私たちもその一報をニュースで知るたびに心を痛め、
友人や家族の安否に不安を募られた一年だった。

多くの日本人は地震大国ということもあり、普段から自然災害に備えてはいるが、
初めて体験する甚大な災害の前に個々、自治体、国が更なる「防災」の必要性を感じ、
その対策に取り組むこととなるだろう。

一方、ここ数年SNSの進化と普及で発生するネット上での災いに対しては
防災対策が追い付いていないのが現状だ。
個人レベルで世界に物事を発信できるようになった。
コミュニケーションが容易となったがために、
「差別」、「偏見」、「誤解を招く表現」を安易にさらけ出してしまい、友人や世間からバッシングを
受ける「炎上」がたびたびニュースを賑わせる。

SNS以前は自分の意見を言うとき、誰がそれを聞いているのか、どの立場から言うのかと、慎重に言葉を選んでいたため、たとえ意見の相違で軋轢が起きたとしても当事者同士で解決できたのではないか。言いたい相手がいるからこそ、意見を言う覚悟があり、理解してもらおうとする努力が存在した。

この容易なSNSツールで炎上してしまった人々は、突き詰められれば「そんなつもりではなかった」と釈明する。
そこに一本筋の通った、芯のある「意見」や「覚悟」や「努力」がなかったからではないのか。

一昔前は、一律に太くて、柔らかく茹でられたスパゲッティーが日本人の食べる、イタリアのパスタ料理だった。そのうち、本当の味が伝わり、いまでは細麺も太麺もショートも様々なパスタがちょうどいい茹で具合の「アルデンテ」で提供される。

アルデンテ ―「芯が残った」茹で具合。

何でもが横行し、炎上があちこちで起きるあやふやでふにゃふにゃなSNSコミュニティーが「芯のある」
アルデンテを求め、成熟したネット社会となることに期待する。


企友会理事
シェア美緒



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2018年12月21日

2018年11月21日 ばんてら5回目開催いたしました。

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バンクーバーの寺子屋こと「ばんてら」。2018年はメインテーマ「Boldな日系社会を作ろう」を軸に、2ヶ月に1回その文字のごとく老若男女の皆さまに集まっていただき、ざっくばらんに思い思いの考えを出し合いながら学び合い📖をして来ました。

そして先月11月21日に今年最後のばんてらが開催されました✨✨
テーマはBoldな日系社会を作るには?」


さっそく参加してくださったボランティアのレポートから当日の様子を見てみましょう🎵





まず、本題に入る前に過去4回のテーマの簡潔なおさらいからとネームプレート作成、活発な意見交換💡が行われました。

このネームプレート、今回は名前の下に職業や現在の自分を表す言葉を書いたのですが、人それぞれ「一家の大黒柱」から「人生楽しむ会会長」など大変個性豊かでしたね!

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今までのおさらいでは他の中国系、韓国系コミュニティとの違いは何か、日系であることの良さや特徴についての話でした。

第1回のテーマ「薄口醤油」に代表されるような一見あっさりとして見えるけれど実は深みのある日本人、個人主義のカナダでも気配りやきめ細やかな仕事を武器に現地でのビジネスチャンスにつなげているんですね 

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ネームプレートに書いた「個人」としてBoldな日系社会を作るのにアプローチしていけることはなにか?
という問いに対しても各々異なる角度 🔍 から意見がでました。

例えば配偶者を大切にする、新しいところに出かけるということから自身の職業を通してカナダの移民環境のよさ、生活の豊かさを日本人にアピールしていくなどなど。

そもそも日系コミュニティにおけるBoldというのは他の西洋の場合のように強烈なカリスマやリーダーシップを持つ人をもとに形成されるものとは異なるものです。和を尊ぶ性質からお互いに尊重しつつ働きかける周囲が強固なものこそがBoldなグループといえるという第4回時の意見をベースに議論は展開していきました。

ライバル視するのではなく協力関係を築き、よりよい社会のために共存していく、横のつながりを大事にすることが内部の絆をBoldにするという意見が印象的でした✨。

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また、企友会がそのためにできることについても多数の意見がありました。

🔑 母数を増やす
🔑 ワークショップを開く
🔑 より多くの人が定着するためのマッチングの場を作る
🔑 ほかの経済団体との合併ないしfundを作る

やはりアクションをおこすのはばんてらの役割だ!!ということで年内最後のばんてらにふさわしい締めになったのではないでしょうか。

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普段バンクーバーという多様な文化の中で生活している私ですが、世代職業も様々なメンバーのもと行われた今回の「ばんてら」でまた新たなDiversityに接する機会に恵まれました。皆様とてもパワフルかつエネルギッシュで刺激的な2時間でした。





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